気分が悪くなるほど肩がこる! デスクワークをされる女性のための肩こり解消法
こんにちは、大阪市東成区、森ノ宮駅徒歩5分の原田鍼灸整骨院院長の原田です。
私は普段、自転車で通勤しているのですが、
つい先日セミナーに参加するために平日の朝から電車に乗ったんです。
ビックリしました、通勤ラッシュ。
たった30分ほど電車に乗っていただけなのですが、
セミナー会場に着く頃にはもうグッタリ・・・
毎日毎日これに乗る、と考えるとそれだけで肩がこって当然かもしれません。
それだけでなく、仕事がデスクワークだと、
山積みになった仕事をこなさなくてはいけません。
最近は残業もなかなかできないから、
なんとか定時までに終わらせないといけない、そんな環境かもしれません。
そんな中、肩こりだけでなくなんだか気分まで悪くなってしまうと、
仕事に集中できないだけでなく、食欲までなくなってきてしまいそうです。
仕事終わったら美味しいものを食べる、そんな楽しみすらなくなると、
いったい何を励みに仕事したらいいんだ!って、
私なら思ってしまいます。
でも肩こりって、なかなか他人はわかってくれないんですよね。
特に肩こりを持ってない人からすると、
「え?たかが肩こりでそんなに辛いの?」
と真顔で聞いてきます。
なんかもうガックリきてしまいますよね。
今回はそんなあなたのために、仕事場でもできる肩こり解消法を紹介させていただきます。
【肩こりの原因】
実は、肩こりだけでなく、気分まで悪くなっちゃう原因って
仕事中の姿勢に問題があることが多いのです。
まずはただ肩がこるだけでなく、気分が悪くなってしまうという人に多い姿勢が
どんな姿勢かを解説していきます。
● 横から見ると、頭が前へ出てしまう姿勢
人間は、視線の方向に頭が動くという習性があります。
デスクワークの時間が長くなってくると、顔が画面に近づいていくのも、
そういった習性からです。
他に、スキーやボードもこの習性を利用して斜面を滑ります。
では、頭が前に出ていくことで、どのような変化がおこるでしょうか。
それは、頭を支える筋肉の度合が変わり、
首や肩でしっかり支えることができないのです。
支えることができなくなると、身体は筋肉をより緊張させて支えようとします。
そうなると、筋肉の血液循環が悪くなり肩こりがひどくなります。
● 肩甲骨が外側に広がっている姿勢
肩甲骨が通常の位置よりも外側に移動することで、
どんどん背中が丸くなり、肩が上に上がりやすくなります。
そうなると、肩がすくむような状態になり、気分が悪くなりやすくなります。
● 骨盤が後ろに倒れている姿勢
骨盤が後ろに倒れていると、
背中が丸くなり、みぞおち辺りが窮屈になります。
あと、イスの座面の前の方にお尻を持っていくと、
背もたれに背中をもっていきやすいので、背中が曲がりやすくなります。
【オフィスでもできる肩こり解消法】
肩こりの原因となる悪い姿勢は、
骨盤の傾き(後ろに倒れる)が大いに関係しています。
それを少しでも改善するために、とっても簡単な方法をお伝えします。
① 足先を平行にして、両足を肩幅に倒れる保ちましょう。
急に足先をまっすぐにするのは難しいですよね。
「気づいたら、足先が外に向いてる」という声をよく聞きます。
この場合は、ふと気づいた時に足先を修正していれば、
体が覚えてきて自然とまっすぐ向いてくるようになりますので、
足元を見たときは、足先の向きを確認するところから始めていただければ大丈夫です。
② 足がゆったり床に接地できる位置に、イスの高さを調節しましょう。
イスに深く座って座面を下げ、足全体が床につかない場合は、
何か古い雑誌を床に置いて高さの調節を行ってみてください。
これらの2つに気をつけていれば、骨盤は後ろに倒れることはありません。
まずは、1つ目の足先を平行に保つことから意識してみては、いかがでしょうか。